◆lefilのネイルチップがソフトジェルコートを採用している理由◆

◎ジェルコートの役割
ジェルコートは、ネイルチップの表面に塗られたコーティングのことで、ネイルチップの表面を守るバリアの役割を持っています。ジェルコートをしていないものと比べると、以下の5つのメリットがあります。

1.表面に艶が出る
   ジェルコートをすることで、ネイルチップ表面が平滑になり自然な艶が出ます。
2.ストーンなどが外れにくくなる
   ストーン全体を覆うことができるため、ネイルチップに載せている部品の耐久性が格段に上がります。
3.擦れや汚れに強くなる
   全体を均一な膜で覆うため、汚れが付きにくくなります。また、擦り傷は0にはなりませんが、表面のコートの膜が比較的厚いため内部まで傷がつく可能性が下がります。
4.ネイルチップが折れにくくなる
   膜厚があるため、ネイルチップの厚みが増えることでたわんだ際に折れにくくなります。
5.色の劣化を抑える
   表面をコートすることで汗や水がカラーインクまで達することを防ぐことで色あせを抑えることができます。また、UVを吸収して硬化する材料のためUVによる色あせも抑える効果があります。ただし、完全に抑えられるわけではありません。

具体的にどのようにネイルチップを保護するかを示したイラストです。ジェルコートはネイルチップ全体に塗られており、耐久性を大きく向上させることができます。そのため、lefilでは全てのネイルに標準でジェルコートを採用しています。
ジェルコート説明図


◎ジェルコート以外のコーティング
ネイルチップのコーティング方法は大きく分けると以下の2つの方法があります。
1.トップコート
   ジェルコートに比べると、施工が簡単です。艶感はジェルコートと同等ですが、コートの膜厚が薄く、耐久性で劣ります。
2.アクリルパウダーを使ったコーティング(アクリルスカルプチュア)
   ジェルコートに比べると、厚みが出せます。またジェルコートよりも水に強く、硬さがあるため擦れにも強いですが、施工が難しいため、コストが高くなります。


◎ジェルコートの種類
ジェルコートと言っても、ソフトジェル(ソークオフ)とハードジェルに大きく分けることができます。言葉の通り、柔らかいタイプと硬いタイプに分かれています。

1.ソフトジェル
・柔らかく、指に沿うため付け心地が良い
・擦り傷に弱い
・割れにくい
・柔らかいため、曲がってもコートが剥がれにくい
・溶剤に溶けやすい

2.ハードジェル
・硬さがあるため、指に沿いにくい
・擦り傷に強い
・硬いため、割れることがある
・硬いため、曲がった際にコートとネイルチップが剥がれる
・溶剤にほぼ溶けない

お店によって、使っているタイプは違いますが、lefilでは「硬めのソフトジェル」を使っています。理由はそれぞれにメリットとデメリットがありますが、実際にネイルチップを使用した結果、擦り傷への耐久性よりも割れにくさを重視するべきと考えたためです。割れてしまっては、もうネイルチップは使えませんよね。すぐに別のネイルチップが用意できればいいですが、そういった場合のみとは限りません。

また、ブライダルシーンなど非常に大切な場面で使われることも多いため、付け心地も重要な指標です。せっかくつけたネイルチップが気になってしまわないように気を付けています。実際にお客様からは想像以上に付け心地が良かったというご意見を頂いています。

lefilのネイルチップは全て標準でジェルコートを行っておりますので、安心してお使いいただくことができます。